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2011年5月22日 (日)

5月23日のゼミについて

 次講5月23日の『「マックス・ウェーバー」を読む』ゼミは、「ルッターの天職観念」の章について論考します。プロティスタントにとって、「世俗的職業」がなぜ天職となりえたのか。ルッターが「九十五カ条の論題」をヴィッテンベルグ教会で発表したのは1517年10月のことでしたが、一方でこの時代は、大航海時代と呼ばれる時期とも重なり合っています。また、ルッターの父は、農民の子であってマンスフェルト鉱山の銅制練業者であり、いわば勤労中産階級でした。ヨーロッパ社会は、このあと産業革命をいち早く進め、大きな時代の転換期に入るのですが、そのあたりの状況も加味して、「勤労」という性質を考えていってみたいと思います。

 つぎに『国家論』のゼミでは、「ナショナリズムNationalism」についての第二講めとなります。前講では「祖国」や「国民国家」への移行する状況についてお話ししましたが、今回は、おもに日本のナショナリズムの動きを追い、「majority」意識について、考えてみたいと思っています。なぜ、オリンピックやワールドカップなどで、「ニッポン! ニッポン!」と連呼するのか、あるいはしないのはなぜなのか、それが前講でお願いしました課題ですが、それも含めて、「national」な感情の内実を考えてみたいと思っています。
 受講生のみなさんには、課題の提出をよろしくお願いします。

 それと、26日木曜日の【very50】の「日本のプロフィールⅡ」のほうですが、こちらのほうは、次講で「朝鮮戦争」の実際の状況とその後の東西冷戦の強まりを含めた展開についてお話しします。こちらはこれで第三講めです。
 現代的なテーマをつねに抱えつつ、戦後日本の時代をいろんな角度から観ていきたいと思っています。

5月 22, 2011 0. 緊急のお知らせ, 2011年社会哲学講座について |

2011年5月14日 (土)

書評の件と5月第3週の講座について

 5月16日(月)は、マックス・ウェーバーの<資本主義の「精神」>の章についての論考です。前講での問題提起はおわり、本講から少しずつ資本主義の合理主義の現れについて論じられています。しっかり読み進んでいきたいものです。

 その後の【国家論】は、ナショナリズムNationalismについての論考に入ります。ベネディクト・アンダーソンが規定したナショナリズムの無意味性=空虚性はナショナリズムを考えるうえで正当なのか? それも含めて、領土問題に凝縮されるナショナリズムの痼った状況を多様な視点から解きほぐしていきたいと考えています。こちらのほうは、受講生のみなさんのレポート期限は15日22時までですので、よろしくお願いします。

 それと、昨日5月13日発行の『週刊金曜日』にリチャード・J・スメサートス著『高橋是清』(東洋経済新報社2010年10月)の書評を書いています。短いものですが、高橋是清の現代的意味を問いかける内容に仕上がっています。本書もあわせてご高覧いただければ幸です。

 ツイッターは、yaga_tatsu http://twitter.com/#!/yaga_tatsuです。こちらもよろしく!

5月 14, 2011 0. 緊急のお知らせ, 2011年社会哲学講座について |

2011年5月 8日 (日)

『「マックス・ウエーバー」読む』ゼミと『国家論』ゼミのお知らせ

『「マックス・ウエーバー」を読む』ゼミは、いよいよ次回(5月9日17時40分~)から本格的に「読み」がはじまります。最初はまだウエーバーによる問題提起という段階ですが、ここでなぜこのような問題提起をしたかを考えてみることが、この『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を理解する手引きとなります。このところがしっかりと認識できればいいかなと思っています。

つぎにその後(5月9日19時30分~)に行われる『国家論~国家が溶けるとき』ゼミですが、ここでは前回の概説をふまえて、今回では「国民国家」のありようを論考してみようと思っています。もちろん、「国民国家」までの多様な「国家」のありよう、あるいは歴史的な変遷も含めて考えていきたいと思っています。

ところで、今週の5月12日(木曜日:19時30分~)から、全8講座の予定で、戦後日本の66年の歩みについて講座を開設します。これは【very50】という団体で主催するものです。u-streamでの受講も可能ですので、ふるってご参加ください。

【very50】の連絡先:HPはhttp://www.very50.com/です。

この講座では、日本の戦後66年を概説するにとどまらず、現在発生している東電福島原発災害を含む戦後日本の手をつけず放置してきたさまざまな問題などを取りあげて、果たしていままでの流れでいいのか、その流れへの疑問を、再度確認したいと思って講義を展開します。ですから毎回テーマを提示して、みなさんと討論を積み上げていく形式にしたいと思っています。
受講希望の方は、上記【very50】にお問い合わせください!

またツイッターyaga_tatsu http://twitter.com/#!/yaga_tatsuもやってます!
 よろしく!

5月 8, 2011 |