ここ数日のお知らせ
2月中旬にヴェトナム・カンボジアに行ってきました。
2009年度の自主講座ゼミで「平和論」の講座を行った意味で、戦争を訪ねる旅として、自主ゼミの皆さんと、枯れ葉剤の被害に苦しむ子どもたちとの交流、ベトコンの地下トンネルの見学、戦史博物館などを訪れました。あわせて、カンボジアでは、ポルポト派による拷問刑務所として使われた元高校だったトゥール・スレン刑務所、そして虐殺現場となったキリングフィールドなどを訪れました。最終日はアンコールワット遺跡群を見学してきました。
日本との時差はたいしたことはなかったのですが、ヴェトナムもカンボジアも35度ぐらいで、気温の変化が激しかったこと、毎晩宴会続きであったこと(マズいなぁ・・・)もあって、結構皆さん疲れがたまった旅行だったと思いますが、ガイドの皆さんの説明や、見学先が、重いものだったこともあって、なかなかおもしろく感動的な旅行になったように思います。参加した皆さんには、本当にお疲れ様でした。
ところで、2月26日発売の「週刊金曜日」の書評欄に、池谷孝司編著の『死刑でいいです』(共同通信社)の書評を書いています。よろしければお読みいただければと存じます。それ以上に、この『死刑でいいです』という本をぜひお読みいただき、いま問題となっている若者の犯罪のありよう、裁判員制度にむけての、わたしたち自身の問題意識を高めていただきたく存じます。
旅行から帰って、日本に慣れだした今日から、わたしは季節病である花粉症を発症しました。これから1,2ヶ月憂鬱な日々が続きます。「なんとかしてっ!」って感じですが、4月から始まる自由研究ゼミや自主ゼミ、それとたまりにたまった資料の整理や執筆に、これから本格的に手をつけようと考えています。
ヴェトナムは5年ぶり、カンボジアは14、5年ぶりに訪れたことになりますが、ヴェトナムは確かに女の子のオシャレさが急速に高まり、肌の色も美白に気を遣っているのか、ずいぶんと白くなった感じでしたし、カンボジアも飛行場や街が整備されて、ポルポト派がまだ勢力を保っていた前回とは、隔世の感がしました。しかし、その一方で、「豊かさ」とは何か、ということを考えさせられる旅行でもありました。「豊かさ」とはけっして好景気となったり、裕福となったりするばかりじゃない。町は派手にはなりましたが、なんかせわしげで拝金主義が蔓延する印象のヴェトナムと、日本人も含む外国人の男たちの腕にもたれかかっている女の子が気にかかるカンボジアでそんなことを感じてきました。これについてはまた機会をみて書きます。
2月 21, 2010 0. 緊急のお知らせ | Permalink




