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2009年11月 8日 (日)

【慶應・三田祭】講演会のお知らせ!

        慶應義塾大学三田祭で講演会を行います!

 期日:11月21日(土曜日)で、三田祭2日目の<16時から17時30分>

 場所:慶應義塾大学三田キャンパス519教室

     *JR山手線田町駅、都営三田線三田駅下車徒歩8分

 テーマ:戦争文学と<ポスト戦後>

        ~「わだつみ」から「1Q84」まで

 当日は法政大社会学部教授の鈴木智之さんと、文芸評論家の陣野俊史さんとわたし(八柏龍紀)とで、文学の可能性と、「生き苦しくなっている?」現代社会の問題を話し合いたいと思っています。

 思うに現代の日本の社会とは、コピー(copy)とダウンロード(download)とライン(line)とノード(node)で組み合わされた社会、それがあっという間にできあがった感じがします。

 たしかに最近、自分の回りを見渡せば、面や時間(=歴史)で捉えることが少なくなり、「遊弋」と「無駄」、「異物」が排斥され、清潔でやたらに明るい、言ってみれば、角の取れた高層建築が建ち並び、チューブ型の空間道路が空中を幾重にも交差し、そのなかを無重力カーが走り回るような機能性と利便性に尽くされた近未来世界、几帳面で清潔感があふれ、テロも悪意もbleachされてしまっている世界。そんな世界へ向かっていっている印象があります。その一方で、取り除かれた暗さや陰惨さ、突然吹き出す悪意などはどこに溜め込まれているのか。

 そんなちょっと抽象的ではあるものの、人びとの向かう方向について、戦後および現代文学をネタにして語り合おうというのが、今回の講演会の目的らしい・・・と、わたし自身、勝手に思い込んでいます。    

 話は、けっこう空中を飛び回るかもしれませんが、「浮き世」の、あるいは「憂く世」にあって、なにかの摩擦点を見いだせるかなと思っています。人は、近くで見ていると物事をよくとらえることはできませんが、離れて見たり、ちがう視点から眺めれば、「あーなんだ」と納得することもよくあります。

 そんな講演会になれば・・・と願っています。

 なんたって、三田祭! 賑々しくご来場のほどを!

 

11月 8, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 |