自主ゼミ【第二講】について
第二講は、10月5日(月:19時30分から)です。
テーマは<「暴力」と「平和」について> ジョージ・オーウェル『1984』を読んで、です。
前講では、「平和」とは何か、という問いかけから、その論理と倫理が「戦争」との反措定から構築されていること、さらに「平和」そのものがすでに「PAX ROMANA」などで象徴されるように、内に統制と暴力を内包させていることをお話ししました。
そこで、次講では、そうした状況をもう少し見極める意味で、ジョージ・オーウェルの『1984』の一篇を皆さんにお読みいただき、それを含んで、統制と暴力の中の「平和」の現代的意味を考えてみたいと思います。
最近電車に乗るたびに思うのですが、電車では老若男女を問わず、ケータイやゲーム機でゲームをし、ヘッドホンで音楽を聴き、外部との遮断と音と内面の独占へ入り込んでいる状況が多く見られます。囲碁や将棋などと違った<与えられた>仕組みの中でのゲームと心地いいだろうという意図に満ちた音楽の中で、人びとは少なくとも安心を維持しているかのようです。
そんなことも考えながら、『1984』の現代的意味を論考してみたいと思っています。よろしくお願いします。
10月 2, 2009 0. 緊急のお知らせ, 2009年度自主ゼミ | Permalink




