【宏究学舎】【自主ゼミ】などのお知らせ(6月第2週から3週にかけて)
《ご連絡》
梅雨っていえば梅雨空です。しかし、この時期の雨は、田んぼにはいい雨です。空からの清冽な水分が、稲に注がれ、稲の心をしゃっきりさせてくれます。
でも、この雨は、世界の東辺の列島に住むわたしたちには、憂鬱なものでもあります。温帯モンスーン気候。この湿り気は、気分を重くさせるときもしばしばです。ただしものは考えようで、「人間、曇っているときもあれば、照っている日もあるさ」です。「晴耕雨読」の気分で、本を読んでみるのにいい季節かもしれません。
さて、今週の【宏究学舎】(6月13日・土)は、いつものように尾山台地区会館で14時30分からです。今回のテーマは第5章の「児童の発見」です。近代において「子ども」は発見されたというわけですが、一時期、阿部謹也の『ハーメルンの笛吹き男』がよく読まれていたころ、子どもをめぐる伝説が、ブームになったことがあります。神隠しやさまざまな伝承のなかに、人びとの深層の心理がうごめいている。子どもを考えることは、いつの時代もその時代を映す鏡として大事なことなのかもしれません。
つぎに【自主ゼミ】ですが、こちらの方は、6月15日・月、これもいつものように池袋の勤労福祉会館で19時30分からです。今回のテーマは『軍部とは何か?』です。日本の近代史における「軍隊」は、その構造や兵士の生活、将校やエリート参謀などの行動意識や思考回路などに、近代日本人の差別の構造や心性、さらに日本人の気質などが色濃く投影されたものでした。そんなことを具体的には、昭和恐慌以降の軍部台頭の時代背景をふまえてお話しします。自主ゼミも今回で中日を過ぎ第六講です。
最後に、7月4日の「わだつみ会(日本戦没学生記念会)」主催の講演会のビラが刷り上がりました。参加希望の方がおりましたら、ご連絡ください。可能であれば、メールにてビラを送付します。
6月 11, 2009 0. 緊急のお知らせ, 2. 東大自主ゼミ講座, 3. 宏究学舎 | Permalink




