さまざまなお知らせ(宏究学舎、【very50】、自主ゼミ
古代は古墳だった八幡神社の森が、五月の颯々とした風にそよぎ、樹木の枝葉を大きく揺らしています。こうして書き物をしている部屋から、こんもりとした森が遠近の視覚を跳び越えて、隣家の屋根の上にのっかているように見えます。一年でもっともいい季節でしょうか・・・。
ところで、次回(5月22日)の宏究学舎は、またまた尾山台地区会館に会場が戻ります。テーマは第二章の「内面の発見」です。「・・・風景が以前からあるように、素顔ももとからある。・・・しかし、・・・そのためには、概念としての風景や顔が優位にある<場>が転倒されなければならない」。いわば、意味するものという象徴性意味性が獲得されるためのある変容があるということでしょう。「近代」そして「国民」が登場した時代を考えるうえで、考えておかなくてはならないことのように思います。
発表者は、しっかりとテクストを読み込んで、曖昧性を排除して発表に臨んでください。
つぎに、5月24日19時30分~21時、大塚地域文化創造館で【very50】の講座が開かれます。詳細は、いつものようにhttp://very50.com/ でご覧ください。
今回の講座は、これから4回の連続講座で「地域」の問題について、お話しします。タイトルは、『「Regional」からの発信』~地域の時代の可能性~です。第一回の今回は、歴史的に、とくに日本の近代において「地域」いわば「地方」が、どんな情況におかれたのか、現代の「地域」「地方」がおかれているルーツを探ってみようという試みです。以降、第二回は、戦後社会における「地域」「地方」、第3回と4回は「地域」「地方」の復権と「中央(=occident)」なるものへの反攻を考えたいと思っています。
最後に、自主ゼミです。第三講は5月25日池袋勤労福祉会館で行います。前回まで空調が効かず、たいへん辛い思いをいたしましたが、次回からは今度こそ、快適に講座が進められそうです。テーマは、第一次世界大戦の戦後デモクラシーである「大正デモクラシーの光陰」についてです。前講での日清・日露両戦争の意味をふまえて、第三講では、「国家」というものの「欲望」に論考をめぐらせたいと考えています。
ところで、前回お配りした『かへりみはせじ』『軍装』はお読みいただきましたか? 『軍装』は途中落丁があったみたいで、たいへんご迷惑をおかけしています。ただし、文章から、その意味を探るには十分かと思いますので、レポートはよろしくお願いいたします。
5月末は、なにかと講座が立て込んでいて、たいへんな受講生もいらっしゃるかと存じますが、インフル・ウィルスや過重ではしゃぎすぎている大臣や府知事の「いきがった」子供みたいな言動に振り回されないよう、今の地歩である足元とこれから訪れる時間を見すえて、颯々と過ごしていきたいものです。よろしくお願いいたします。
5月 20, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 3. 宏究学舎 | Permalink




