【very50】3月15日講座について
3月15日(日)に【very50】の講座をおこないます。
テーマは、吉田茂です。詳細は【very50】の掲示板をご覧ください。
小沢民主党党首の疑獄事件が世間を騒がせています。今回の講座は、それを受けたわけではないのですが、『PrincipleかPracticeか』というテーマをおいて、政治シーンにおける思想のありようについて考えていみたいと思っています。
日程的に年度末ですが、「忙中に必ず閑あり」。時間は自分でつくるものです。「忙しい!」という人に限って、たいしたことをやってないのは会社員でよく目にする光景です。いまをいかに考えるか? そうした意味で、今回の「吉田茂」の講座は、さまざまな意見や議論が期待されるところです。皆様の積極的なご参集をお待ちしております。
以下は【very50】の案内文です。
吉田茂は、政治家であって社会活動家ではないのかもしれないません。しかし、いかに権力に魅せられ、権力欲に炎のような渇望をもっていたとしても、自らの政治活動を正当化するためには、自分の行動が、その国の国民なり、社会に支持されなくてはなりません。その意味で、政治家も社会活動家といえるでしょう。
敗戦後日本は占領され、日本の政治はアメリカの国益を第一義とするGHQが掌握しました。日本は、ある意味でアメリカの属国としての第一歩を踏みだします。その流れで、戦後の民主的改革は押しつけられたものとの言説、いわゆる「東京裁判史観」や「自虐的史観」といった戦後政治への批判が、一時期大きな勢いをもったことがあります。ただし、吉田茂の政治手法を分析すると、敗れたものが、いつしか勝ったものの力をうまく吸収し、知らず知らずのうちに自らのペースに取り込んでいったしたたかな相貌が浮かび上がります。そこで今回の講座では、いま流行の白洲次郎の「原理原則(principle)」という虚妄さをふまえつつ、吉田茂の「実践(practice)」というしたたかさをテーマにしてお話ししようと思います。吉田茂の政治手法と戦後を俯瞰しながら、わたし自身の労働運動の経験もふまえて、社会活動の実践的な意味について考えていきたいと思っています。
3月 5, 2009 | Permalink




