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2008年12月10日 (水)

2008年秋季宏究学舎は終講となりました+12月14日【very50】について

 2008年秋季の宏究学舎「マルクス『経哲草稿』を読む」の講座は、12月6日を以て終講となりました。いまどきマルクスなんか読まないという若者が多いなか、この難解なテクストに取りかかった受講生の勇気は、おおいに意味あることのように思います。たしかにわかりにくく読みにくいテクストでしたが、そこでの国民経済学批判やヘーゲル批判、および「疎外」論、「止揚」の意味などの論考は、現代社会はもちろん現代哲学を考える意味でも大切なことだったように思います。

 どこかの講演会でお話ししたことがありますが、一人で本を読み、一人で理解に達するのも大切ですが、ある程度の人数で、難解な内容のものを読み解いていくことで、より内容への理解が進むことはよくあることです。一人より二人、二人より三人、三人寄れば文殊の知恵のたとえではありませんが、今回の宏究学舎も、そうした意味で受講生のみなさんには、いい経験になったかと思います。今後も、こうした機会を設けて行きますので、大いにご活用ください。

 ところで、12月14日(日)と21日(日)には、【very50】で、それぞれ『小田実という「現実」』、『宮澤賢治という「実現」』というテーマでお話しをします。小田実については、個人的体験の実現する場としての「時代」との対話について、宮澤賢治については、自己犠牲という思想のありようとその実存的表現について、現代社会の「ありよう」や「生きかた」にそったかたちでお話しできればと考えています。お話しする場所や時間などの詳細については、【very50】のHPをご覧ください。

http://very50.com

 みなさんのご参集をお待ちしています。

         

12月 10, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 3. 宏究学舎 |