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2008年11月30日 (日)

11月29日トークライブ<新宿ロフトプラスワン>のお礼

 11月29日の新宿ロフトプラスワンでのトークライブには多くのみなさんがおいでいただき、ありがとうございました。わたし自身が思うに、論議は「世代論」という範疇を踏み出せず、ある意味、社会および世界への関わりかたの閉塞性が反映したかたちで、きわめて歪な構造が不安げに広がったまま終了した感があり、いまの出版業界や文学の状況が逆写象された印象を持ちました。

 人がどのようにして社会および世界(世の中)と結びつくかのスキルが、携帯やネットによって疎外されていく崩壊状況を、そこに希望的観測を持ち込む論拠をはるかに超えて、衰退している状況が、今回のパネラーの方々の発言からも感じられたことと存じます。

 やはりわたしは、人と困難でも交わっていたい。そんな気持ちを昨日ほど強くもったことはありませんでした。それが講演会でのテーマ、コミュニケーションの役割だと思います。だれとコミュニケーションを取るのではなく、アレントの言う「テーブル」にいかにつくか、その意識が疎外された議論がたらたらと続くのは、よくないことのように思います。

 ところで、人との交わりで、来る人去る人さまざまですが、先日の講演会で、わたし自身思ったことは、人の力の大切さです。今回の講演会を支えてくれた新人会の諸君に感謝するとともに、大切なものを語る意味を再確認させられました。「大切なもの」それ自体は曖昧ですが、わたしとある時期を過ごした学生諸君は、理解していただけると思います。これまで、多くの人びとがわたしと時間をともにし、語り合い、また去っていきました。でも、時間に余裕があるなら、そうした君たちにお願いがあります。もう一度、思いっきり語りませんか。そんなところから、コミュニケート、つまりは人と人との連累(=implication)を再考したく思っています。

                          

11月 30, 2008 0. 緊急のお知らせ |

2008年11月19日 (水)

11月29日トークライブ<新宿ロフトプラスワン>のご連絡

 11月29日(土)のトークライブの前売りチケットについてのお知らせです。

 わたし自身、コンビニでチケットを買うなどしたことがないので、担当の学生諸君に聞いたところ、下記の要領で、買うことが出来るとのことで、掲示しておきます。

*チケット購入に当たっては、ローソン店頭の「Loppi」という機械での購入が一般的だと思いますが、今回のイベントのチケットは「Loppi」の検索機能では見つけづらくなっています。
そこで「Lコード」という機能を使います。これは、個々のイベントのチケットに割り振られた取り扱い番号です。
これを知らないと、せっかくチケットを取ろうとローソンに足を運んでも、機械を前にして途方にくれることになってしまう恐れがあります。ですので、あらかじめこのLコード<
Lコード:39028>を控えてからローソンに赴くようお願いします。

トークライブのHP(
http://talk-about.main.jp/)もご覧ください。

 今回のトークライブは、これまで姜尚中さん森達也さん、雨宮処凜さんと行った講演会とは違う感じで、ポップな感じ(マジ、古いか?)ですすめられるとのことです。先日秋葉原で開催された文学フリマで今回のトークライブの冊子を販売したのですが、4時間でほぼ90冊近くの売り上げとのことで、なんで?という感じはあるものの、わたし自身そこそこ楽しみにしています。ただし、講演者の中でひとり70年代を知っている年齢ですので、そこは「大人の対応」を、と考えていますが・・・。

 まずは多くのみなさんのご参集をお待ちしております。「物の貴きには非ず、その働きの貴きにあり」活発な議論をしていきましょう!


11月 19, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 |

2008年11月13日 (木)

次講11月15日について【宏究学舎】

 次講11月15日は、第八講となります。場所は、また等々力地区会館となります。第三草稿「貨幣」および「ヘーゲル弁証法と哲学一般との批判」の部分の解読となります。

 今回の秋季講座は第九講までですが、第九講は、11月22日を都合により休講とします。12月6日尾山台地区会館で終講となります。お間違えのないようにお願いします。なお、11月29日は、新宿ロフトプラスワンにての【トークライブ】が企画されておりますので、そちらへのご参集をお願いします。

11月 13, 2008 3. 宏究学舎 |

2008年11月11日 (火)

連続講義のお知らせ(very50)

 夏におこなった【very50】で、また連続講義をおこないます。初日は11月16日(日)、場所は池袋の旧日の出小学校です。詳細は、【very50】のHPに掲載されていますので、そちらをご覧ください。http://very50.com

 今回は、ここ数10年のあいだ、世界に蔓延する戦争やテロなどの暴力、そして暴風雨のような資本の暴走に人びとの生活がめちゃくちゃにされている状況をふまえ、そのなかで、どのように思想の軸を立てていったらいいか、そうしたテーマでお話ししたいと考えています。

 そこで、第一回と次回は、福澤諭吉の思想のありようを再考して、そのなかにある「つね日ごろの思想」といったものを、福澤の教育論から拾い上げて、みなさんと考えていきたいと思っています。福澤諭吉といえば、『学問のススメ』で知られていますが、意外にこの本は読まれないまま、ただ先入観で福澤が語られていることが多いように思います。端的に言って、いまの日本社会における教育や思想のありようは、福澤が主張していたものの、真逆のあり方となっていることを、まずは認識の第一の扉として、この地点から、いまと福澤の時代を比較しつつ、論を進めていきたいと考えています。

 それ以降は、まだ確定ではないものの、小田実、渋沢栄一、開高健、堀田善衛などそれぞれの時代を切り開いていった思想家に注目して、いまの日本あるいは世界にとって必要な思想のあり方を、ともに議論できればと考えています。

よろしくご参集ください。

11月 11, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 |