次講4月28日の講義について
4月21日はお疲れさまでした。前講では、「特攻」という問題を「罪責」として考えるとして、その思想の基盤を論考しました。ハンナ・アレントやカール・ヤスパース、テッサ・モーリス=スズキなどの言説を引きながら、自己自身が歴史的存在であり、強く他者性を意識せざるをえないという地点から論を展開してみました。ここでの講義は、ある意味、この東大自主ゼミのもっとも重要な思想的根拠を示したものになるかと存じます。不明の点などありましたら、メール等でご質問いただいても、また次講以降、お聞きくださっても可能です。ともに哲学的な命題にひるむことなく取り組んでいただければと考えています。
ところで、次講は4月28日です。このあたりは連休などがあり、何かと世の中が定着しない状況だと思いますが、その翌週の5月5日は休講となりますので、ちょうど全体の4分の1が終わったことでもあり、これまでの講義内容も含めて見返すには丁度いい講義になるように思います。テーマは、前回お渡ししたテクストの大貫恵美子の『学徒兵の精神誌』などをふまえての「テロと特攻」についてです。さまざまな問題を含むテーマなだけに、受講生のみなさんの積極的なご参加をお待ち申しております。
4月 24, 2008 0. 緊急のお知らせ, 2. 東大自主ゼミ講座 | Permalink




