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2007年10月28日 (日)

次回の宏究学舎について

 第四講では、第三章「労働」の11から15までを検証しました。ここまで来ると、これまで見えにくかったアレントのおおよそが見えはじめるようになったと思います。アレントの提示する「世界」の意味、また人間の「生と死」についての歴史のなかにある意味など、人間の条件における空間的イメージと時間的イメージが、古代ギリシャから中世、そしてアダム・スミスやロックを経てマルクスに至り、近代のなかでいかに変容し、それが現代とどのように結びついているのか、そうした全体性が、山塊が霧のなかから浮かび上がるように、やっと見えだしてきたことだと思います。思想を追い、捉えることの難しさを受講生の皆さんは、いま実体験しているかと思いますが、この本を一冊読み切ることは、おそらくたいへんな経験になると思います。一緒にがんばりましょう。

 なお、次回は11月10日です。会場は尾山台地区会館となっています。今回参加できなかった受講生の皆さんには、「労働」の章をしっかり読み込んで、さらに第四章の「仕事」まで読み込んでの参加をお待ちしております。

 当日は、終了後「荻窪会」が開かれるとのことです。時間のあるかたは、荻窪に参集し、より濃い話しをいたしましょう。

10月 28, 2007 3. 宏究学舎 |