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2005年4月 5日 (火)

【講演予定等】新人会第9回講演会「21世紀~この不機嫌な時代のゆくえ~」

■日時■
2005年5月21日 13:00開演(12:30開場)

■場所■
東京大学駒場キャンパス 723教室
※会場が7号館723教室に変更になりました。ご注意ください。
渋谷駅から京王井の頭線で2駅目の「駒場東大前」駅降りてすぐ。

■講師■
石坂 啓 氏(漫画家、「週刊金曜日」編集委員)
森 達也 氏(映画監督、ドキュメンタリー作家)
北村 肇 氏(「週刊金曜日」編集長)
八柏龍紀

■概要■
 中国における反日騒動、ぺ・ヨンジュン、イ・ビョンホン・・・韓流ブームの一方での竹島(独島)問題、戦争責任・戦後責任・・・歴史認識問題、憲法はなんのためにあるのかわからないアメリカべったり外交、イラクへの自衛隊派遣、意味わかんない国家主義回帰の憲法改正、皇太子発言による皇室の動揺、「ゆとり」から一転して学力強制となった「公」教育の猫の目変動、無理心中・子殺し・無動機殺人・集団自殺、痴漢・強姦・強制猥褻・買春・売春、いわれてみればニートな生活、なんのための郵政民営化、金融不安、老後不安、権力べったりあるいは権力そのもののマスコミ、電波芸者のコメンテーター、無能官僚に公務員汚職・警察腐敗などなど・・・。あげたらきりがないけど、いつの時代にも夥しい「負」をかかえこんで、そのもとで 普通の人びとの普通の暮らしがあるのかも・・・。
 でも、21世紀になるまえカウントダウンして、21世紀にはきっといいことがありますようにって祈ったのは誰か? 世界中、戦争は激しくなり、自爆テロ、国家テロ、地震・津波・天変地異、温暖化、環境破壊、人口増殖・・・。目の前に拡がる茫漠たる不安のなか、人びとはみんな不機嫌になっていないか? 生活は、前より苦しくなったと実感している人びと、セレブだのと金持ち気取っているイヤなヤツら、希望は霧散し、喜びは矮小化し、差別は拡大化し、「セカチュー?」、薄っぺらな感動ごっこはゴメンだし、占い師なのか世迷い言ババァかわからないオバハンのご託宣もありがたくはない。スピリッチャル、バーチャル・・・なんだかチャライ!
 JR西日本の事故もひどいけど、悲しみと怒りがぐちゃぐちゃの子どもばっかりの日本列島。人びとの口から誠実さは薄れ、言葉はとげとげしくなり嫌みさがにじみ・・・。
 ま、あげてもきりがないけど、そんな不機嫌さをのぞきみようという趣向があってもいいかなと思ったりして・・・。

4月 5, 2005 1. 講演予定等 | | コメント (0) | トラックバック

【宏究学舎】2005年夏季講座開講

■テーマ■
現代の大量生産、大量消費主義のなかで、個人が「欲望に特化した」消費者としての位置にしかたてないでいる現実を考察するとともに、かぎりなく漂流を余儀なくされている人びとのありようと、国際的分業体制や多国籍企業による市場管理の下での点滴効果を期待するしかないまで追いつめられている「人間」相互の現在的な分断を乗りこえる思想的論考を展開したい。

■テキスト■
見田宗介『現代社会の理論』(岩波新書)
*初講日まで各自でご準備ください。

4月 5, 2005 3. 宏究学舎 | | コメント (0) | トラックバック

2005年4月 1日 (金)

【東大自主ゼミ講座】<2005年度>『アジアのなかの「日本」~戦争の光芒と陰影~』

■講座内容■
 国民国家論やポストモダン、ポストコロニアルなどの論考が進んでいるなか、はたして「学問」が、現代社会において何らかのrealityを持ちえているか、あるいは、actualな問題提起や変革へのprogramを形成しえているのかという疑いは、ますます膨らんできているように思います。
 本講座では、その問題を、まずは解き明かしていきたいと考えています。いま「学問」する意味は何か? 知識を得るとは何か? それは、学問であるいは知的世界での優位者になるため、つまりは思想の官僚として君臨するためでも、また分断化・分散化した索引的な知識を寄せ集めるのでもないはずです。本講座では、そんな地平を切り開きたいと考えています。
 つぎに講義についてですが、先のアジア太平洋戦争期に、朝鮮半島や満州といった植民地と「日本本土」との関わりのなかから生まれた主としては文学作品を数編あげて、それらを精読することで、アジアのなかの「日本」という存在を論考したいと考えています。国際化(globalism)や経済や文化の海外進出という現代的状況と、戦時期の「国際化」「海外進出」との位相を論考するとともに、「公(おおやけ)」という領域と「私(わたくし)」といった対立概念を解体し、「公」という概念に集約される現代的意味にも論を展開していきます。
 注)2006年度は秋に開講予定となっております。

4月 1, 2005 2. 東大自主ゼミ講座 | | コメント (0) | トラックバック