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2003年3月 5日 (水)

【講演予定等】2003年思想の科学研究会シンポジウム「「戦争の世紀を考える」-『木戸日記私註』を手がかりに」

■日時■
2003年4月20日午後1時半~

■場所■
神楽坂エミール

■講演者■
岡田昭三
山領健二
八柏龍紀

*当日は、多くの皆様にお集まりいただきありがとうございました。
わたしは、「忠誠」と「責任」の論理とは? というテーマでお話ししました。「この国」における、私的情緒に溶かされ、自己が実現するための手段化した「忠誠」と「責任」についての考察を、大雑把ながらお話ししたつもりです。それとまた、人が時代のなかで生きてゆく“悲しみ”といったものを、魯迅の『阿Q正伝』の主人公阿Qを借りて述べました。
ご意見等ありましたら、よろしくお願いいたします。(龍紀) 

3月 5, 2003 1. 講演予定等 | | コメント (0) | トラックバック

【東大自主ゼミ講座】<2003年度夏学期>『プレイバック1970-「大衆って何?」の社会学』

■講座目的■
 2003年現在、戦後生まれが人口の大多数を占めた日本社会にあって、先の戦争の記憶は、ほとんど風化しつつあります。いつのまにか、人びとの多くは中流意識に沈殿し、都市化を生活における至上原理として崇拝し、農業人口は5%を切り、かって日本の高度経済の柱であった工業・製造業の人口も減少の一途をたどっています。
 そうした状況は、高度成長がはっきりと成果をあらわし、ドルショック、石油ショックにより、一挙に暗転する1970年代半ばから顕著になりました。この時期には、戦後の教育改革で誕生した新制高校の卒業者が人口の半数を占め、短大や大学の進学者が30%近くとなり、大学の大衆化、学卒インフレの時代と呼ばれた時代でもありました。そして、1985年のプラザ合意以降、急激な円高にともなう大衆消費時代が到来し、ヨーロッパの高級ブランドがたやすく庶民の手に入る時代風景を生み、バブル景気の到来は、まさにこのころから大衆に「拝金主義」を浸透させることになりました。
 本講座では、こうした大衆動向や社会動向を通じて、1970年代からの日本社会における大衆の実像を隈取り、またその変容をたどりたいと考えています。その際、政治や経済の変動という視点を含みつつ、風俗やサブカルチャーなど「流行(モード)」への考察を土台とし、現在の「若者」である受講生諸君の時代認識の深化をはかりたいと思っています。

3月 5, 2003 2. 東大自主ゼミ講座 | | コメント (0) | トラックバック