2009年11月19日 (木)
ふたたび慶應三田祭【戦後文学と<ポスト戦後>】講演会について
下記にありますように、慶應三田祭【戦後文学と<ポスト戦後>】講演会(11月21日・土曜・519教室、16時~17時30分)があります。
「文学かぁ~」といってしまえば、なんとなく入り口が狭い。それに本なんてあんまり読まない、ましてや小説などはほとんど読まない、「ケータイ小説」なども興味がない・・・なんて、実際、わたし自身も最近は海外の文学作品を読む以外、この国での小説や文学などほとんど触れることがないわけですが・・・、
最近思うには、いまはネットで何でも「知ってる気分」、「わかった気分」でいることのできる世の中になったんだなぁ、って印象です。でも、みんなわかった気分でいることが、逆に不安となっていないか。ホントは深いところで知らないことがいっぱいあるのに、ネットという共通情報装置によって、「まっ、いいや」って感じでスルーしてないか。
それに、「情報」って、ネタもとの装飾や作為に仕上げられたものなのに、それを鵜呑みにして、安っぽい「受け売り」なんてことに陥っていないか。ふっと、そんな気がしてなりません。
そんな「世の中=日本=regionalじゃなくて都市部=お受験みたいな先送り幸福論社会=おたくチックな?=安っぽさ・・・」にあって、もしかして「文学」という、むしろ不可視な、曖昧な、象徴性が散りばめられた、それでいてどっからくるかわからない不確定さと読み手と近いようで遠い関係に、それぞれ個々の精神(大袈裟か!)や気分を滑り込ませてみるというのは、「今より」あるいは「ここより」ほかの場所に行ける足腰を作ってくれるんじゃないか。
20代の頃は、よく文学作品に熱中していました。しかし、あれから、さんざんなことが多くあって、文学どころじゃない。ちゃらちゃらヒマな話なんてしているんじゃないとお叱りの向きもあるでしょう。もちろん、わたし自身のなかにもそんな後ろめたさが少なくない程度にありますが、もし現在の情報社会の閉塞感に一点の針穴を開けるとするなら、暗箱の中にあって、一点の針穴は、それがどんなに小さなものでも、外からの光は強く差し込んでくるように、文学とはなにかの光となるんじゃないか。そんな意味合いで、今度の講演会には臨んでみようと思っています。
当日は雨との予報。時間もまたたく間に暗くなる16時から。講演会の条件としては、そんなによくないのですが、暗箱の中から見える一点の針穴のように、光が差し込めていけたら、いいなと思っています。
皆さんのご参集をお持ちしております。
11月 19, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2009年11月 8日 (日)
【慶應・三田祭】講演会のお知らせ!
慶應義塾大学三田祭で講演会を行います!
期日:11月21日(土曜日)で、三田祭2日目の<16時から17時30分>
場所:慶應義塾大学三田キャンパス519教室
*JR山手線田町駅、都営三田線三田駅下車徒歩8分
テーマ:戦争文学と<ポスト戦後>
~「わだつみ」から「1Q84」まで
当日は法政大社会学部教授の鈴木智之さんと、文芸評論家の陣野俊史さんとわたし(八柏龍紀)とで、文学の可能性と、「生き苦しくなっている?」現代社会の問題を話し合いたいと思っています。
思うに現代の日本の社会とは、コピー(copy)とダウンロード(download)とライン(line)とノード(node)で組み合わされた社会、それがあっという間にできあがった感じがします。
たしかに最近、自分の回りを見渡せば、面や時間(=歴史)で捉えることが少なくなり、「遊弋」と「無駄」、「異物」が排斥され、清潔でやたらに明るい、言ってみれば、角の取れた高層建築が建ち並び、チューブ型の空間道路が空中を幾重にも交差し、そのなかを無重力カーが走り回るような機能性と利便性に尽くされた近未来世界、几帳面で清潔感があふれ、テロも悪意もbleachされてしまっている世界。そんな世界へ向かっていっている印象があります。その一方で、取り除かれた暗さや陰惨さ、突然吹き出す悪意などはどこに溜め込まれているのか。
そんなちょっと抽象的ではあるものの、人びとの向かう方向について、戦後および現代文学をネタにして語り合おうというのが、今回の講演会の目的らしい・・・と、わたし自身、勝手に思い込んでいます。
話は、けっこう空中を飛び回るかもしれませんが、「浮き世」の、あるいは「憂く世」にあって、なにかの摩擦点を見いだせるかなと思っています。人は、近くで見ていると物事をよくとらえることはできませんが、離れて見たり、ちがう視点から眺めれば、「あーなんだ」と納得することもよくあります。
そんな講演会になれば・・・と願っています。
なんたって、三田祭! 賑々しくご来場のほどを!
11月 8, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2009年7月15日 (水)
「自主ゼミ終講」と「お誘い」について
7月13日の第十講をもちまして、2009年度夏学期『「大東亜共栄圏」の思想と現代』の講座は修了しました。
思った以上の多くの方々のご参集があり、講師をつとめたわたしとしても,実りの多い講座だったように思います。お集まりいただきました受講生の皆様に感謝申し上げるとともに、この日本という国の「時代性」はあるもの「歴史性」の欠落した状況をお話しできましたこと、またともに論考できましたことを、意義のあることと思い、これからに伝えていきたいと考えています。ありがとうございました。
ところで、受講していただいた方の中に「ちんどん屋」さんがいらっしゃって、その方のイベントが、下記の要領で行われます。お時間がありましたら、おいでください。一つは7月18日(土)に開催されるものですので、期日が迫ってからのご連絡となってしまいました。ともに東京都内で行われます。
お時間がありましたら、よろしくお願いいたします。
7月 15, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 2009年度自主ゼミ | Permalink
2009年7月 7日 (火)
【わだつみフォーラム】のお礼、自主ゼミ・宏究学舎について
【わだつみフォーラム】のお礼
7月4日のわだつみの講演会には、多くの方々にお出でいただき、ありがとうございました。「動員される抒情」がいまの社会を覆うっている「ぎくしゃくとした抒情」のありようを飲み込み、まだ予想がつかないものの、人々をして追い詰めていくことになるのではないか。それと過去における「特攻」「戦争」のありようを考えてみました。いろいろなご意見があるかと思いますが、次回こうした機会があれば、また一緒に考えさせていただきたく存じます。ありがとうございました。
【自主ゼミ】について
7月11日18時から新宿で「ゼミコン」を予定しています。場所など詳細につきましては、ゼミ委員にお聞きください。
次講は、7月13日最終講となります。「いまどきの気分!」をテーマに、いまの時代の問題を論考してみたいと考えています。
【宏究学舎】について
宏究学舎最終講は、7月18日です。発表者が大学の期末試験のため、開始を14時30分ジャストからでないと間に合いそうもないということですので、今回は遅刻などないように、時間通りでお願いします。
7月 7, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 3. 宏究学舎 | Permalink
2009年7月 1日 (水)
7月4日「わだつみ」講演会の知らせ
梅雨空の毎日がつづきます。でも、これで水不足はすこし回復したかもしれません。ところで、7月4日(土)の「わだつみ」講演会のお知らせをいたします。
すでに、いろんなところでお知らせしていますが、『特攻と抒情』というテーマで、特攻と日本人のメンタリティについてお話しします。とくに「特攻」という行為の罪責について、日本人はどれほど認識をしてるか。上滑りなヒロイズム(英雄史観)や御国のために命を捨てたといった「お涙ちょうだい」的な抒情ではなしに、「特攻」という行為を指揮した軍や、それに歓喜し、涙を流した民衆の「罪」の深さに目をむけて考えてみたいと思います。
多くのみなさんのご参集をお待ちしております。
日本戦没学生記念会(わだつみ会)発足60周年
わだつみフォーラム
「戦争と抒情」
なぜ若者は「特攻」にむかったのか?
なぜ「特攻」攻撃に民衆は熱い賞賛をおくったのか?
「特攻」を敢行した国家や軍部の論理はどこにあるのか?
戦後における「特攻」の言説にひそむ問題とは何か
なぜ 「特攻」作戦は生まれたのか?
「特攻 」という問題を中心に、
「抒情」が事態を見えにくくする日本の危うさを論考する!
日時:7月4日(土)14:00~16:30(13:30開場)
場所:中央大学駿河台記念館(JRお茶の水駅下車)
講師:八柏龍紀(作家)
参加費:500円
主催:日本戦没学生記念会(わだつみ会)http://tokyo.cool.ne.jp/wadatsumikai/
7月 1, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2009年6月20日 (土)
6月後半の講座について
6月も後半に入りました。なにか梅雨らしくない空模様だったり、はっきりしない時代を象徴しているような日常です。でも、いままでもそんな感じだったかも知れません。ところで、6月後半の講座日程などについて、再度お知らせいたします。
6月22日(月)は自主ゼミ『大東亜共栄圏の思想と時代』の第七講が行われます。今回のテーマは「大東亜共栄圏という擬制」についての講座です。本講座の中心テーマへの論考をおこないます。
*ちなみに6月29日(第八講)は会場の池袋勤労福祉会館が休館なので、講義日は7月1日(水)に移動されます。
6月28日(日)は【very50】主催講座「Regionalからの発信」(その2)が行われます。内容は、前回近代日本における「地方」の歴史と問題提起を行ったのに続き、「戦後の地方」の問題について論考します。3割自治や交付金制度の問題、そして高度成長期にあって地方が都市に従属させられていく状況などについてお話しします。詳しくは http://very50.com/ をご覧ください。
*あとは、来月7月4日(土)「わだつみ会」の講演会があります。それについては、またのちほどにご連絡します、
6月 20, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 2009年度自主ゼミ | Permalink
2009年6月 2日 (火)
次講のガイダンス:【自主ゼミ】【宏究学舎】
【2009年度夏学期自主ゼミ】
昨日の【自主ゼミ】~「大東亜共栄圏」の思想と現代第四講では、関東大震災と恐慌の歴史的背景を検討しつつ、大正デモクラシー以降の歴史的「問題」について論考しました。
日比谷焼討ち事件や米騒動などを一つのスプリング・ボードとして、さまざまなかたちで民衆が社会表現をおこなっていた「大正デモクラシー」と云う社会諸相については、第三講で論考しましたが、それをふまえて、なぜそういったムーヴメントが、十数年を待たずして軍国主義や膨張主義へと急速な変容をとげたのか。関東大震災と恐慌によってもたらされた民衆の意識の変容を、経済的没落感を視座において考えてみました。
しかし、質疑応答でもあったように、この変容を、ただの経済的側面を要因とする結論に導くつもりはありません。さまざまな社会事象の複合的な視座が要請されているのはもちろんです。次講は、大陸への進出についてがテーマですが、なぜ人びとは大陸へと希求したのか。この時代のアメリカ大陸への移民の問題も含めて、政治権力から民衆におけるマインドの問題まで論考してみたいと考えています。
次講は6月8日(月)、会場は池袋勤労福祉会館で時間は19時30分からです。なお、今回は課題はお配りしましたが、提出期限は一週間ずらして、6月14日(日)の午前中までお願いします。
【2009年度夏学期宏究学舎】
先週で、ほぼテクストの半分を読み終わったことになります。次講は、Ⅳ「病という意味」を扱います。いわゆるこれまで自明のものとされてきた私たちの感性や情緒といったものが、近代国民国家が形成されていくなかで、必然的に「発見」され「意識化」されていった状況を論考してきましたが、もうすこし、それはなぜなのかという視点に踏みこんで、次講からは論考する必要のあることを感じています。次講の発表者は、その点も含めて論考していただければと思います。
次講6月6日(土)、会場は尾山台地区会館。時間は14時30分です。
6月 2, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 2. 東大自主ゼミ講座, 3. 宏究学舎 | Permalink
2009年5月26日 (火)
宏究学舎、【very50】次講について、《自主ゼミ》第四講について
【宏究学舎】第四講について
5月23日は、《textⅡ》の「内面の発見」について論考しました。近代「国民」国家出現における「内面」とは何か。言文一致の出現との相関について、困難ではありましたが、論考が進んだことと思います。おそらく大切なのは、一人では理解出来ないtextも、様々な意見を交差させることで「読み」が格段に深まるということだと思います。さまざまな「読み=思考」をくぐらせることでの成果を、ぜひ期待したいものです。次講(5月30日)は、前回と同じ尾山台地区会館で、第四講「告白という制度」について発表・論考を進めます。
【very50】6月の講義について
5月24日の『「Regional」からの発信』第一講には、多くのみなさんがお集まりいただき、「地方」の問題が、切実な問題とされてきている今日的状況が、たいへんよく理解出来ました。次講では第二講として、戦後における「地方」の問題、いわば「地方」が「中央」によって寄生され、富も人材も吸い取られていった状況をお話ししたいと思います。日時は6月28日(日)、時間は17時30分から19時までです。詳しくは【very50】へ
(http://very50.com/)
【自主ゼミ】第四講について
昨日(5月25日)第三講は終了し、「大正デモクラシー」の性格について論考しました。大正デモクラシーは都会的なひ弱なあだ花といった評価が多くなされていますが、実際はさまざまな階層が、新聞や雑誌などのジャーナリズムの広報活動と相まって、人権や市民的権利への欲求、膨張主義的帝国主義への警鐘をはげしく打ち鳴らした時代でした。次講では、それを受けて、そうした運動が十数年で朽ち果て、軍部の台頭を招いていく要因について、一九二〇年代から三〇年代にかけて相次いで発生した「恐慌」の本質を検証するなかで、考えていってみたいと思います。昨今の日本も、リーマン・ショック以降、経済の停滞がつづいていますが、それらが民衆のマインドだけでなく生活意識に、いかなる影響を与えるかも含めて論考したいと思います。課題のテクストの読みもあわせて、よろしくおねがします。日時は6月1日(月)、場所と時間は、いつもの池袋の勤労福祉会館、19時30分から21時です。
5月 26, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 3. 宏究学舎 | Permalink
2009年5月20日 (水)
さまざまなお知らせ(宏究学舎、【very50】、自主ゼミ
古代は古墳だった八幡神社の森が、五月の颯々とした風にそよぎ、樹木の枝葉を大きく揺らしています。こうして書き物をしている部屋から、こんもりとした森が遠近の視覚を跳び越えて、隣家の屋根の上にのっかているように見えます。一年でもっともいい季節でしょうか・・・。
ところで、次回(5月22日)の宏究学舎は、またまた尾山台地区会館に会場が戻ります。テーマは第二章の「内面の発見」です。「・・・風景が以前からあるように、素顔ももとからある。・・・しかし、・・・そのためには、概念としての風景や顔が優位にある<場>が転倒されなければならない」。いわば、意味するものという象徴性意味性が獲得されるためのある変容があるということでしょう。「近代」そして「国民」が登場した時代を考えるうえで、考えておかなくてはならないことのように思います。
発表者は、しっかりとテクストを読み込んで、曖昧性を排除して発表に臨んでください。
つぎに、5月24日19時30分~21時、大塚地域文化創造館で【very50】の講座が開かれます。詳細は、いつものようにhttp://very50.com/ でご覧ください。
今回の講座は、これから4回の連続講座で「地域」の問題について、お話しします。タイトルは、『「Regional」からの発信』~地域の時代の可能性~です。第一回の今回は、歴史的に、とくに日本の近代において「地域」いわば「地方」が、どんな情況におかれたのか、現代の「地域」「地方」がおかれているルーツを探ってみようという試みです。以降、第二回は、戦後社会における「地域」「地方」、第3回と4回は「地域」「地方」の復権と「中央(=occident)」なるものへの反攻を考えたいと思っています。
最後に、自主ゼミです。第三講は5月25日池袋勤労福祉会館で行います。前回まで空調が効かず、たいへん辛い思いをいたしましたが、次回からは今度こそ、快適に講座が進められそうです。テーマは、第一次世界大戦の戦後デモクラシーである「大正デモクラシーの光陰」についてです。前講での日清・日露両戦争の意味をふまえて、第三講では、「国家」というものの「欲望」に論考をめぐらせたいと考えています。
ところで、前回お配りした『かへりみはせじ』『軍装』はお読みいただきましたか? 『軍装』は途中落丁があったみたいで、たいへんご迷惑をおかけしています。ただし、文章から、その意味を探るには十分かと思いますので、レポートはよろしくお願いいたします。
5月末は、なにかと講座が立て込んでいて、たいへんな受講生もいらっしゃるかと存じますが、インフル・ウィルスや過重ではしゃぎすぎている大臣や府知事の「いきがった」子供みたいな言動に振り回されないよう、今の地歩である足元とこれから訪れる時間を見すえて、颯々と過ごしていきたいものです。よろしくお願いいたします。
5月 20, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 3. 宏究学舎 | Permalink
2009年5月12日 (火)
自主ゼミ(次週5月18日)について
5月11日の初講日はお疲れさまでした。
第一講のガイダンスと『「大東亜共栄圏」という問題』についての講義は、まだまだ具体的歴史事項をたどるかたちはとりませんでしたから、いささか抽象的だったかと存じます。次講以降、戦争の位相などを具体的な事実関係のもとで、講義を展開させていただきます。
今回お配りした『蝗』という作品については、従軍慰安婦と兵士の交情、さらに「戦争」と「蝗」で象徴される情景について、いろいろな問題が浮き彫りされてくるように思います。その浮き彫りにされた問題を、きちんと自分の手のひらに載せて、さまざまにお考えいただければと存じます。「私」という普遍性、あるいは「自己」という普遍性が、渇望した「文明」意識と必要とされた「日本」という固有性の双方を併合しようとした結論であるとして、それがはらむ矛盾の深溝は、この作品にもよく見えてくるものと思います。まずは受講生のみなさんの「読み」をお待ち申しております。
*追伸:今日はエアコンが作動せず、教室が蒸し暑かったと思いますが、係 の方にお伺いしたところ、次回からはエアコンが作動するとのことでした。
*ところで、7月4日(土曜日、13時30分から16時30分くらいまで)「わだつみフォーラム」(きけ わだつみの会 主催)で、『特攻と抒情』というテーマで、講演を行います。場所は中央大学記念館(お茶の水駅下車)だそうです。昨年度の東大自主ゼミで行った講義での、戦争に総動員される「抒情」という問題に絞ったお話しができればと考えています。詳細は、また後日、ご連絡させていただきます。
5月 12, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2009年5月 3日 (日)
5月11日からの自主ゼミと昨日(5月2日)の宏究学舎について
【自主ゼミのお知らせ】
次週5月11日を初講日とする自主ゼミでは、受講生のみなさんに各講義それぞれのテーマに沿った「史料」を配布して、これをお読みいただくかたちで講座を進めて参ります。「史料」の内容は、かつて日本の植民地であった朝鮮半島での文学作品や戦前戦中に「外地」と呼ばれた地域での見聞を記した文章などです。各講義毎に配布いたしますので、欠席などの場合は、あらかじめご連絡ください。
【宏究学舎】<次講>のお知らせ
昨日(5月2日)は第一講として「ガイダンス」とその他レジュメ作成の手引きなどについて説明しました。第二講以降の発表者も確定し、これから本格的に講座は進行されます。
そこで、第二講以降から参加したいという方は、事前にご連絡いただければ、第一講でのガイダンスの内容についてお知らせしたいと思います。ちなみに第二講は5月16日となります。5月9日は休講です。ただし、5月16日から参加希望の方は、5月9日にNPO法人「新人会」主催の『古本ツアー』がありますので、そのときご参加願えれば、資料その他をお渡しできるかと存じます。こちらのほうもご連絡いただければ幸いです。
5月 3, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 3. 宏究学舎 | Permalink
2009年4月26日 (日)
5月11日開講の「昭和史講座」ゼミのお知らせ
5月11日(月曜:19時30分~21時)からはじまる『昭和史講座』のHPができました。運営委員の方からは、これから内容は充実させていくとのことでした。まずは、貼り付けておきますので、ご覧いただければと存じます。
http://rekishikougi.main.jp/
4月 26, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2009年4月22日 (水)
5月11日からの講座についてのお知らせ
5月11日初講日の自主ゼミのお知らせです。
申し込みは、新人会アドレス( shinjin@afz.jp)八木君宛にお願いします。
2009 年度NPO法人新人会主催
自主ゼミ〝大人のための歴史講座・昭和史〟
『「大東亜共栄圏」 の思想と現代』(全10講座)
昭和の歴史をいまこそふりかえる!
Globalismの現在的状況と「昭和史」におけるJapanizationの意味は?
日時:2009年5月11日(月)初講日から毎週月曜開講
*全10回(6月29日は会場が休館日のため最終講は7月19日の日曜日を予定)
場所:池袋勤労福祉会館
住所:東京都豊島区西池袋2-37-4 電話:03-3980-3131
交通案内:池袋駅西口下車 徒歩約10分
講師:八柏 龍紀 (作家・歴史教師)
受講料(全10講座):社会人(1万円)・学生(5千円)
<はじめに>
平成という時代も、はや20年を過ぎ、21世紀も10年を過ぎようとしています。そのなかで最近「昭和」を回顧する動きが見られるようになりました。その要因は、現在の「不確実性」の拡大や「国境」をはるかに超えたグローバリズムの渦がわたしたちの周辺に押し寄せてくるなかで、もう一度、わたしたちの近代および現代の歴史をたどり、自分たちの位置を確認したいという願望が拡大しているからと思います。
本講座は、そうした視点に立って、「昭和」をさまざまな角度や時系列のなかから洗い出してみようと思って企画されました。講座は、わかりやすく具体的な事象や事件を題材とし、それぞれのテーマに沿いながら時代諸相の断面を見ていこうというものです。難しい理論や煩瑣な知識を求めず、つねにいまのわたしたちのありようと見比べつつ、講座を展開していきます。活発な質疑応答も加えつつ、受講なさるみなさんと、ともに講座をおこなっていきたいと考えています。
【講義予定】
・第一講 ガイダンス-『「大東亜共栄圏(Japanization)」』という問題
~「明治」から「戦後」を覗いてみよう! (5月11日)
・第二講 「昭和」という時代の病い
~「文明開化」「富国強兵」の時代とは何か?(5月18日)
・第三講 「大衆文化」の形成とモダニズム
~大正デモクラシーという時代は何か?(5月25日)
・第四講 「恐慌」と「震災」は天譴なのか?
~なぜ恐慌はおこったのか? (6月1日)
・第五講 「朝鮮」「満洲」への欲望
~なぜ大陸へ? ロマンか商売か?(6月8日)
・第六講 「軍部」とは何か?
~2・26事件、満州国建国、日中戦争への展開(6月15日)
・第七講 「大東亜共栄圏」という虚偽
~「Japanization」と対英米戦争、いやだなぁ戦争! (6月22日)
・第八講 「戦後民主化」と「天皇」、そして「高度成長」時代
~「サザエさん」と「長嶋茂雄」が耀いていたぜ! (7月6日)
・第九講 「全共闘」と「ニューファミリー」は同じさ!
~「欲望」を消費する時代とは?(7月13日)
・第十講:最終講-「昭和」の終焉と「Japanization」の結末
~いまどきの「時代」への疑問? (7月19日)
4月 22, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2009年2月 2日 (月)
【very50】第6回講座 理想主義とリアリズムの相克~小林多喜二の見た現実
2月15日(日)に【very50】の第六回講座を行います。
詳細は下記に掲示いたしますので、【very50】の掲示板をご覧ください。
今回は「理想主義とリアリズムの相克~小林多喜二の見た現実」といったテーマで、小林多喜二の『蟹工船』などを素材として取り上げ、理想主義とリアリズム、そして現実のありようをいかに考えるかお話ししたいと思います。
昨年、小林多喜二は、大企業の利潤追求の犠牲者ともいうべき「派遣切り」などの労働状況の悪化を受けて、一大ブームを呼び起こしました。私自身、そうした情動的な風潮に馴染みたくない性格なので、「カニコー」ブームといったこうした状況には、無視を決め込んでいました。しかし、相次いで小林多喜二関連の書籍が発刊され、それらが、現代の労働条件の劣悪さに便乗するかのような状況、または多喜二の作品と現代の状況との安易な接合にいささか「ムッ!」ときたこともあり、今回は「社会活動家として」という【very50】というテーマと必ずしも一致しないものの、小林多喜二の追い求めた「理想主義」のありようをお話ししたいと考えました。
私たちも、一見そうではないように装っていても、生き方にある意味での「理想」を追い求めています。拝金主義だと批判されても、権力主義者だと攻撃されても、そこには自分なりの「分」をもち、心の内奥には理想的なありようを模索しているといえると思います。そうした内奥にある「理想」のありようを、小林多喜二という29歳で時の政府公権力によって虐殺された人物を通して考えてみることは、私たちの内部にある「理想のリアリズム」を知る意味で重要だと思っています。
はたして「理想」とは何か? その文脈から小林多喜二の『蟹工船』などの作品を再読する価値は少なくないように思っています。2月15日の参集をお待ちしております。
【very50】掲示板http://very50.com/
*詳細は上記掲示板をご覧ください。
2月 2, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2009年1月15日 (木)
1月18日【very50】渋沢栄一「マーチャント・スピリッツ」を考える!
連絡が遅れましたが、1月18日(日曜日)午後19時30分から【very50】での講義を行います。
今回のテーマは、明治時代、日本近代揺籃期に第一銀行や大坂紡績会社、王子製紙などさまざまな事業を「起業」した渋沢栄一を取り上げます。
よく「侍ニッポン!」とか「武士道!」などという言葉が、世間では飛び交っていますが、じっさい日本人の多くは武士階級ではなかったわけで、こうした「武士」へのあこがれというか同一化には、わたし自身、不信感を抱いていました。
渋沢栄一は、幕末期に武蔵国のいわば農商を一体化した豪農の生まれで、そのなかで世間を知り、のちに一橋家の用人となって時勢の動きと社会を知り、たまたまパリに赴くことで世界を知ったという経歴を持ちます。その思想は、近代的な合理主義ということができますが、少なくとも、武士道と呼ばれるような惑溺とは無縁な現実性に貫かれ、と同時に、それゆえに空虚で驕慢、卑屈で矮小な態度とは無縁な思想形成をとげた人物ということができるように思います。今回は、そうした渋沢栄一の行動を追うことで、空虚な自分探しや自己実現の手段としての起業の問題点をあきらかにして、いま求めるべきはなにかについて、議論できればと考えています。
告知が遅れましたが、18日にご参集願えれば幸いです。
詳細は、http://very50.com/ でご覧ください。
1月 15, 2009 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2008年12月17日 (水)
【very50】12月21日の講座について
12月21日(日曜:午後5時30分から7時)に【very50】の講座で、社会活動家としての宮澤賢治についてお話しをします。
宮澤賢治は、『よだかの星』や『銀河鉄道の夜』など幻想的世界を描いた童話作家的な印象を、多くのみなさんはお持ちでしょうが、そうした芸術家という側面以上に、「教師」として、「農業技術者」として、または市井の「社会改良家」、あるいは「芸術家」として、東北岩手の風土や人びとと深く交感し、その土地と生活の中で自らのありようを求めつづけた人でした。
かれをそうした運動にすすませたものは何か。わたしたちは、よく「自分は何のためにあるのか」という問いを必然的に発することがあります。それは、人間のありようが、目的をもって生まれ出たものではなく、人間が、いまの自分をとりかこむこの世界の中で、いかにあるべきかを模索するように運命づけられた存在であるがゆえのことかも知れません。
それは、サルトルの言葉では「人間の存在は、本質より実存が優先する」ということだと思います。ハサミには、ハサミとしての目的、つまり本質があるけど、人間には、そうしたものが存在しない。
冬の夜空を見あげていると、澄んだ空気に多くの星が瞬いています。宮澤賢治は、星が送り届ける光に希望を見出し、反対に雲が厚くかかり、雨が降り出した暗い夜空にも、その向こうに星が瞬いていることを、いつも楽しげに語る人だったようです。
【very50】における2008年の講座はこれで最終講となります。
詳細は http://very50.com/ です。
12月 17, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2008年12月10日 (水)
2008年秋季宏究学舎は終講となりました+12月14日【very50】について
2008年秋季の宏究学舎「マルクス『経哲草稿』を読む」の講座は、12月6日を以て終講となりました。いまどきマルクスなんか読まないという若者が多いなか、この難解なテクストに取りかかった受講生の勇気は、おおいに意味あることのように思います。たしかにわかりにくく読みにくいテクストでしたが、そこでの国民経済学批判やヘーゲル批判、および「疎外」論、「止揚」の意味などの論考は、現代社会はもちろん現代哲学を考える意味でも大切なことだったように思います。
どこかの講演会でお話ししたことがありますが、一人で本を読み、一人で理解に達するのも大切ですが、ある程度の人数で、難解な内容のものを読み解いていくことで、より内容への理解が進むことはよくあることです。一人より二人、二人より三人、三人寄れば文殊の知恵のたとえではありませんが、今回の宏究学舎も、そうした意味で受講生のみなさんには、いい経験になったかと思います。今後も、こうした機会を設けて行きますので、大いにご活用ください。
ところで、12月14日(日)と21日(日)には、【very50】で、それぞれ『小田実という「現実」』、『宮澤賢治という「実現」』というテーマでお話しをします。小田実については、個人的体験の実現する場としての「時代」との対話について、宮澤賢治については、自己犠牲という思想のありようとその実存的表現について、現代社会の「ありよう」や「生きかた」にそったかたちでお話しできればと考えています。お話しする場所や時間などの詳細については、【very50】のHPをご覧ください。
http://very50.com
みなさんのご参集をお待ちしています。
12月 10, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 3. 宏究学舎 | Permalink
2008年12月 4日 (木)
【very50】講座のお知らせ(12月7日講義)
12月7日に前回の「福澤諭吉講座」の第二回目の講義を行います。
第一回目では、福澤諭吉の思想を「独立」と「実学」という二点に絞ってお話しをいたしました。第二回目は、そうした福澤の思想が、日本の近代という時代のなかで、どのように展開していったのか、そうした視座から、現代のありようを逆写象しようと考えています。
福澤の思想は、功利主義や文明至上主義、あるいはアジアへの蔑視(とくに「脱亜論」)といった片言隻句で片付けられることが見受けられますが、その思想の源泉をたどっていけば、「noblesse oblige」という当時の士族階級の息づかいが濃密に感じられます。さらにものにこだわらない、福澤のことばでは「惑溺」に陥らない精神性の気高さを保持し、ドグマに陥ることのない精神の健全性を社会や世界の関係性のもとで意味づけようとしています。そうした福澤の思想活動、実践活動は、現代社会において最も欠落した精神の何かを思い出させてくれるように思います。
第一回目の講座に参加してないかたも、今回の講座ではいわば福澤の現代的な意味を問うわけで、充分に討論に参加できることと思います。お時間がありましたら、参集いただければ幸いです。なお、【very50】のHPは以下の通りです。
http://very50.com
ついでに、【very50】では、12月14日(日)、21日(日)もテーマを変えて講義を行います。14日は先日亡くなった小田実について、21日はまだ未定ですが、日本近現代の社会活動家および思想家について、現代的意味を視座に据えながら論考していきたいと考えています。講義は講義として、それ以上に参加者みなさんの積極的な質疑応答こそが、活力と思想の深まりを作っていくように思っています。宜しくご参集いただければと存じます。
12月 4, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2008年11月19日 (水)
11月29日トークライブ<新宿ロフトプラスワン>のご連絡
11月29日(土)のトークライブの前売りチケットについてのお知らせです。
わたし自身、コンビニでチケットを買うなどしたことがないので、担当の学生諸君に聞いたところ、下記の要領で、買うことが出来るとのことで、掲示しておきます。
*チケット購入に当たっては、ローソン店頭の「Loppi」という機械での購入が一般的だと思いますが、今回のイベントのチケットは「Loppi」の検索機能では見つけづらくなっています。
そこで「Lコード」という機能を使います。これは、個々のイベントのチケットに割り振られた取り扱い番号です。
これを知らないと、せっかくチケットを取ろうとローソンに足を運んでも、機械を前にして途方にくれることになってしまう恐れがあります。ですので、あらかじめこのLコード<Lコード:39028>を控えてからローソンに赴くようお願いします。
トークライブのHP(http://talk-about.main.jp/)もご覧ください。
今回のトークライブは、これまで姜尚中さん森達也さん、雨宮処凜さんと行った講演会とは違う感じで、ポップな感じ(マジ、古いか?)ですすめられるとのことです。先日秋葉原で開催された文学フリマで今回のトークライブの冊子を販売したのですが、4時間でほぼ90冊近くの売り上げとのことで、なんで?という感じはあるものの、わたし自身そこそこ楽しみにしています。ただし、講演者の中でひとり70年代を知っている年齢ですので、そこは「大人の対応」を、と考えていますが・・・。
まずは多くのみなさんのご参集をお待ちしております。「物の貴きには非ず、その働きの貴きにあり」活発な議論をしていきましょう!
11月 19, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2008年11月11日 (火)
連続講義のお知らせ(very50)
夏におこなった【very50】で、また連続講義をおこないます。初日は11月16日(日)、場所は池袋の旧日の出小学校です。詳細は、【very50】のHPに掲載されていますので、そちらをご覧ください。http://very50.com
今回は、ここ数10年のあいだ、世界に蔓延する戦争やテロなどの暴力、そして暴風雨のような資本の暴走に人びとの生活がめちゃくちゃにされている状況をふまえ、そのなかで、どのように思想の軸を立てていったらいいか、そうしたテーマでお話ししたいと考えています。
そこで、第一回と次回は、福澤諭吉の思想のありようを再考して、そのなかにある「つね日ごろの思想」といったものを、福澤の教育論から拾い上げて、みなさんと考えていきたいと思っています。福澤諭吉といえば、『学問のススメ』で知られていますが、意外にこの本は読まれないまま、ただ先入観で福澤が語られていることが多いように思います。端的に言って、いまの日本社会における教育や思想のありようは、福澤が主張していたものの、真逆のあり方となっていることを、まずは認識の第一の扉として、この地点から、いまと福澤の時代を比較しつつ、論を進めていきたいと考えています。
それ以降は、まだ確定ではないものの、小田実、渋沢栄一、開高健、堀田善衛などそれぞれの時代を切り開いていった思想家に注目して、いまの日本あるいは世界にとって必要な思想のあり方を、ともに議論できればと考えています。
よろしくご参集ください。
11月 11, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2008年10月26日 (日)
11月29日のトークライブと宏究学舎のお知らせ
11月29日(土)のトークライブの告知がTBSラジオのHPにのっています。以下にアドレスを張っておきます。http://www.tbsradio.jp/life/index.html
今日選挙を前にして、麻生という人が首相として秋葉原で若者をターゲットに、演説会をしたそうですが、マンガやアニメを持ち出して、スリスリする68歳というのは、なんとなくキモイというより、うさん臭い感じです。29日は、なんかもやもやとしてわかりにくい時代の実像を、みなさんの質問意見をうけつつ、真っ向から切り込み、考え、しゃべり、その姿を映しだします。みなさんのご参集をお願いします!
それと、トークライブに向けてのフライヤー(事前の冊子)を販売しているようです。11月9日(日)秋葉原でおこなわれる【文学フリマ】というイヴェントで販売しているとのこと。詳細は下記に入れておきます。
↓
◎広報部制作の同人誌、完成間近!◎ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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現在新人会広報部ではトークライブとの連動企画としまして、ゲストお三方のプレ・インタビューを収録した同人誌を制作しております。
この同人誌は、11月9日(日曜)に開催される「文学フリマ」にも出品され、会場には新人会のブースも出展します。
※ しかもブースは『ロスジェネ』、『フリーターズフリー』の近く!他にも東浩紀の「ゼロアカ道場」などのブースもあります。
この同人誌は当然29日のトークライブ会場でも販売しますが、部数に限りがあります。
ぜひ早めに欲しい、ライブ前にゲストの話をまとめて読んでみたいという方で、もしお時間のある方は11月9日(日曜)、JR秋葉原駅南東にある「東京都中小企業振興公社・秋葉原庁舎2F」までおこし下さい。
(「NPO法人」のブースなんて普通ありえなく、恐らく浮いているのですぐ分かるかと思います。。。)
開場:11時
ところで、次週11月1日の宏究学舎は、わたしの都合で休講です。11月8日(土)に第七講をおこないます。場所は、これまでの等々力ではなく、尾山台地区会館です。お間違えのないようにお願いします。テクストは、「私有財産と共産主義」「欲求、生産、分業」の二章です。発表する受講生は、一週空きますし、そろそろ実力発揮の環境が整いつつありますので、しっかりと取り組んでください。何度もテキストを読み、それぞれの段落や文節ごとに何が書いてあるのか精査しつつ、レジュメの作成をはかってください。
10月 26, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 3. 宏究学舎 | Permalink
2008年10月 9日 (木)
宏究学舎 第四講のお知らせ+トークライブのお知らせ
宏究学舎第四講(10月11日・土)は、テクストの「第一草稿」最終章、「地代」と「疎外された労働」について論考します。今回の会場は、また等々力地区会館となります。お間違えのないようにお願いします。
前講でも討議されたことですが、今回のテクストは、字面だけをよんでいたのでは、いまひとつイメージがつかめない部分があるかと思います。ただし、マルクスは巧みに国民経済学の論考をとらえ、その考察から受け継がれるものをふまえつつ、その矛盾や問題点を解き明かしていくスタイルを貫いています。ですから、読む際には、マルクスが引用した内容の方向性を見据える一方で、いま現在のわれわれの社会における現実的な矛盾について、自分なりに考察してみるということが大切です。このマルクスのテクストは、経済学説を説くというより、われわれに社会矛盾を示唆し、現在われわれがおかれている現実への「気づき」を促すものとなっています。そのマルクスの方向性をいかに自らのものとするか、そこがこのテクストを読み取る鍵のように思います。
ところで、11月29日13時から、新宿歌舞伎町にあるロフトプラスワンで、水無田気流さん、速水健朗さんとのトークライブを行います。チケットはローソンで前売り1000円で販売しています。タイトルは、『<わたし>氾濫時代の表現』です。いわば若者論を含めた世相論ということになります。詳細は、おって今月下旬にHPで掲載しますが、ぜひおいでいただければ幸いです。
10月 9, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 3. 宏究学舎 | Permalink
2008年7月23日 (水)
【very50】第三講(最終講)のおしらせ
7月26日(土)の18時30分~20時、【very50】の第三講(最終講)の講義を行います。これまで「消費」と現代のありようを消費メカニズムやフェミニズムとの関連でお話ししてきましたが、今回は「場」(Topos)の視座からお話しします。果たして、いまのわたしたちには、空間的にも時間的にもあるいは精神的にも「居場所」というものがあるのかというテーマです。
現代社会を見渡してみたならば、地域や家族が地殻変動し液状化している状況で、はたしてわたしたちが生物として、あるいは精神活動をおこなう人間の場所とは、存在するのか。わたしには、そうした場所がすべてに「消費」を媒介にせずには存在していないのではと思えてなりません。しかもそうした「消費」でなければつながることのできない人間相互の関係は、それ自体がきわめて不安定で、何度水を飲んでも咽の渇きが癒されないような、渇望感、剥奪感をともなう状態、いわば「焦躁という車輪」のなかをぐるぐる回転しているハツカネズミのように思えてなりません。
次講最終講では、そうした社会のありようをみなさんと考えてみたいと考えています。よろしくお願いいたします。
例によって場所は池袋の旧日の出小学校です。
7月 23, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2008年7月13日 (日)
東大自主ゼミ終講と【very50】講座の件
7月7日をもって東大自主ゼミ夏学季講座『特攻という「課題」』は12講義を終え終講いたしました。今回の講座は、「特攻」を哲学的視座から「罪責」として捉えなおすことで、現在の私たちを囲繞する社会状況を再度問い直そうとする試みでした。「特攻」の歴史的経緯をさまざまな史料から追いつつ、それとともに、なぜ戦後の日本人が、「内なる罪責」として戦争および「特攻」を捉えてこなかったのか、テロと「特攻」との差異化や「特攻」を殉国の行為として麗しく語ることで、いかに多くのことが不可視化されたのか、そうした問題を「靖国」および「わだつみ」批判を軸に展開して参りました。受講生のみなさんには、12回の講座中、レポートその他でさまざまな意見をおよせいただき、講座自体もたいへん盛り上がった内容になりました。深く感謝申し上げます。
なお、こうしたゼミについては、機会があれば、今後も展開していきたいと考えています。現在私がテーマとして取り組んでいるのは、この『特攻という「課題」』のほか、2005年に同じ東大自主ゼミで行った『「他者」としての日本~〝ジャパニゼーション〟という文学』、『現代若者論~失われた世代』、『福澤諭吉を読みなおす~時代を貫く教育のあり方』などです。もちろん自著に関するものや近代現代の歴史思想など、さまざま論考しているテーマはありますが、今のところは、この9月13日(土)から開講される宏究学舎での【マルクスの『経哲草稿』を読む】でのゼミで、さまざまなアプローチを受講生のみなさんと展開していきたいと考えています。その節は、よろしくお願いいたします。
さて、昨日は【very50】の講座の第二講を行いました。消費とフェミニズムをめぐるテーマ(拙書『「感動」禁止!』第三章を中心とした考察)でお話ししました。多くのみなさんの活発な討論をいただき、感謝申し上げます。次講7月26日は、最終講となります。テーマは「教育」と「場(トポス)」の問題です。私たちにいま理念や生き方をともに会話・対話できる「場」は果たしてあるのか。あるいはどうすればそうした「場」を形成できるのか。そうした問題を語り合えるような講義内容にしていきたいと考えています。それと、昨日、この講座のため、お世話いただいた【very50】のスタッフのみなさんにも感謝申し上げます。有難うございました。これもよろしくお願いいたします。
7月 13, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 2. 東大自主ゼミ講座 | Permalink
2008年7月11日 (金)
【very50】第二講を開催します。
【very50】での第二回目の講座を行います。日時は7月12日(土)時間は19時から旧日の出小学校の予定です。下記に【very50】のHPを張っておきますので、詳しくはそちらをごらんください。
今回の講座は拙書『「感動」禁止!』の第三章部分をテクストに、一九八〇年代からの「女性の自立」というテーマを、現代消費社会との関係のなかから論考します。
わたしにはこの一九八〇年代という時代以降、世界的状況としてこれまで存在した「共同体」的社会関係が市場社会という消費だけが唯一の価値をもつ社会に変貌したように見えています。そのため人びとが分断化され孤立化する中で、つねに剥奪感を抱くように仕向けられ、いっそうの自己実現欲求をつのらせる一方で、そこから周縁化された人びとの「格差」が顕在化してきたように考えています。よくいわれる、いわゆる「夢追い系フリーター」とは、市場社会特有の自己実現のありようであり、しかしじっさいはその市場社会から周縁化されやすい人びとでもありました。
そうしてこうした若者が、いま非正規労働者として、まさに搾取の対象となってしまっているわけで、そうした問題の局面を、「女性の自立」という視座から捉え返してみようと考えています。
まずはみなさんの積極的なご参加と討論をお願いしたく思っています。
HPアドレスです。http://www.very50.com/top.php
7月 11, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2008年6月29日 (日)
明日第十一講のお知らせと昨日のお礼
またまた連絡が遅れましてすみません。明日6月30日(月)も予定どおり自主ゼミを行います。今回のテーマは前講でお話しした『わだつみ』の問題をふまえて、「戦争加害責任」について、1960年以降の動きを押さえつつ論考していきたいと思っています。「特攻」が戦後の言説のなかで、右翼的国家主義に収斂していく状況なども論考してみたいと考えています。
ところでゼミもこれまで十講が終了し、あと二講を残すのみになりました。そこで前講の際、ゼミ委員からアナウンスがあったかと思いますが、明日講義終了後、6時30分から渋谷でゼミコンパを開催するとのことです。場所等などは、明日連絡があるかと思いますが、これまでの講義への質問や問題の所在などについて、食事をまじえてお話しできれば幸いかと存じます。よろしくお願いいたします。
それと、昨日【very50】の講座には、多くのみなさんにお集まりいただき、ありがとうございました。この講座は、ともに土曜日の7月12日が第二講、7月26日を第三講として、連続講義というかたちになっています。昨日は、活発な討議がなされて、たいへん充実した時間をすごさせていただきました。受講生のみなさんおよび関係スタッフのみなさんにお礼申し上げます。
6月 29, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等, 2. 東大自主ゼミ講座 | Permalink
2008年6月24日 (火)
[very50]講座のお知らせ
すでに掲示いたしていますが、6月28日19時から20時30分(以前の掲示とちがい時間帯が変更になっています)、旧日の出小学校(JR池袋東口から徒歩10分程度 http://www.toshima-mirai.jp/center/sc_hinode/index.html#01)で、自著『「感動」禁止!』についての講座が開かれます。この講座は、以降隔週土曜日全三講座行われます。詳しくは下記、または下記のアドレス(これも以前の掲示のものとは違っていますので、ご注意ください)に掲示いたしますが、私としては、自著について、はじめてお話しすることになりますので、本では書けなかった「消費」といまの私たちの暮らしや生き方、ありようなどについても考えていることをお話ししたいと思っています。また、若干の討論もできたらいいかな、とも思っています。多くのみなさんによる活発な講座にしたいと考えています。
記
◆日程(日程は変更の可能性あり)
・第1回 6/28(土)第1回:本書(テキスト)
第2章「感動は量産される」
・第2回 7/12(土)第2回:本書(テキスト)
第3章「感動を買った女は幸せか?」
・第3回 7/26(土)第3回:本書(テキスト)
第4章「残された<感動>の居場所」
アドレス http://www.very50.com/top.php
6月 24, 2008 1. 講演予定等 | Permalink
2008年6月 1日 (日)
雨宮処凜、辻元清美そして八柏龍紀の講演会迫る!
連絡が遅れましてすみません。6月7日に『「難民化」する若者たち』というテーマで、若者の劣悪な状況を告発し続けている作家・雨宮処凜さんと衆議院議員・辻元清美さん、そしてわたし八柏龍紀で講演会を行います。
非正規雇用の現実のなかで苦しむ若者、そのなかで貧困と「負」のスパイラルに落とし込まれている若者、ささやかな希望や夢などに活路を見出そうにも、ワーキングプアという手枷足枷をはめられ、身動きとれない状況になっている若者の「現在」を考える講演会です。
ただし、わたしとしては、そうした問題にとどまらず、非正規労働者である若者を搾取して利潤追求に突っ走り肥え太っている大企業、いまの政治体制と立法府が無力である現実、若者をそうした窮地に追いやっている「大人」の問題、会社の論理のなかでしか生きられない「正社員」の閉域性なども問題として、議論できればと考えています。
みなさんの振るってのご参集をお待ちしています。
記
6月7日(土曜日):13時開場13時半開始
場所:日本青年会(JR千駄ヶ谷、東京メトロ外苑前駅下車)*神宮球場とその前のテニスコートのとなり。國學院高校、都立青山高校近く。
主催:NPO法人 学生団体新人会
6月 1, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2008年3月16日 (日)
3月22日の講演会などについて
本来のこのHPはブログ的な役割を持つように担当者がつくってくれたのですが、世の中のブログを見ると、あまりにも「見て! 見て! わたしをぼくを・・・」といったものが多く、社会学者的な言葉を使うと「肥大化する自己」ってやつみたいで、できるだけぼくとしては、ぼく自身表現したいものは書籍など「紙媒体」に依拠しようとしているため、ここでは断片的な情報しかあげていません。そのせいか、このささやかなネット上の窓もあまり覗かれることもなく、それはそれでいいのですが、きっと「つまらねー」といわれていることだと思います。まっ、いいかってところです。
ところで、その断片的な情報のいくつかをお知らせします。
ひとつに、3月22日(土曜日)に秋田県は大館市というところで講演会をします。内容は、いまの若者の状況と教育問題についてです。ただし、いまだ主催者から正式なタイトルが知らされていないので、いまのところぼくとしてはそんな話でもしようかなと考えているところです。
いまぼく自身「若者力」というテーマを抱えているのですが、いまどきの若者(R35未満)には、江戸時代や明治から戦後の学生運動のころなどと対比してどれだけの社会的力量があるのだろうか。そうした若者の力という側面と日本社会にとって若者の位置づけはどうなっているのか。戦争のときのように、血と汗と若さだけを求められる存在なのか。一方で、若者文化とされるカルチャーは、あるいは若者の荒廃と同一的に語られる教育の荒廃という問題にあって、若者は社会にあってどういった存在なのか。成人式などで「荒ぶる若者」をよく見受けるけど、彼らはけっして「モンスター」(異常な存在)ではないのじゃないか、そんなところをいま論考しようと考えています。
ですから、講演会は勢いそんな話になっていくんじゃないか、それにその集まりには若い先生たちも何人かきてくれるみたいなので、若い先生たちへの問題提起もしていこうと考えています。詳細は以下の通りです。東京から見ると秋田で遠いけど、もしお近くの方で、このHPをごらんのかたはおいでください。
日時:3月22日(土)13時30分~15時30分(最長16時まで)
会場:秋田県大館市立中央公民館、2階視聴覚ホール
主催:秋田県高等学校教職員組合その他みたい(?)、連絡先は若木由紀夫さん(大館工業高校定時制教諭 メルアドは、my725kys-w126-ouaqoq-rzdfv.48@s3.dion.ne.jp)
それともうひとつ。3月29日(土)18時30分からNPO学生団体新人会のパーティー(通称新人会3/28パーティー)を行います。ことしでパーティーそのものは18回目かな(?)・・・。ことしもこの春大学を卒業する4年生の送別とこれから大学に入る1年生の入学祝い、それに会員の親睦をかねて賑々しく行います。今年は、いまのところ新入生の参加が少ないようで、少し心配しています。大学には、いろんなサークルがありますが、そのほとんどが享楽的なものばっかりで、たまに硬派なものも学生のみでの運用ですから、新人会のようにOB(もう30代後半に突入したOBもいます)やマスメディアの方々に鍛えられる会はほかにはないと思っています。
最近パリのソルボンヌ大学で遊んできた学生が言うには、ある老舗の哲学書の書店に老人夫婦が入ってきて哲学書を読んでいたこと、学生は重い本を抱えてキャンパスを行き交い、本来的な意味で学問の場として大学が存在していたことを語っていましたが、その学生の一言。「ここ(ソルボンヌ大学)には、テニサー(テニスサークル)はないよなぁ」って・・・。たしかに、ぼくもヨーロッパのいろんな大学生なんかを見てきたけど、学生はホンマによう勉強しまっせ! テニサーはないよな。スペインの学生なんかも、バル(スペインの居酒屋)で仲間と飲んでいても、きちんと問題意識をもって議論しているって感じでした。
新人会って、けっこうそんな感じの会です。この掲示板を見ている大学生で、新人会の活動に興味のある人は、主催理事の八木くん(東大文3新2年)へメールでもしてみてください(メルアドはmakoto.asmy@jcom.home.ne.jpです)。
そのほかには東大駒場キャンパスで4月14日から行われる自主ゼミ(『特攻という「課題」』)の概容が固まってきていますが、これについては4月2日前後にお知らせします。
3月 16, 2008 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 | Permalink
2007年10月28日 (日)
森達也さんとの講演会のお知らせ
◇森達也さんとの講演会のお知らせ◇
11月23日(金)慶應義塾大学三田祭で森達也さんとわたしとで講演会を行います。テーマは「権力とアウトサイダーを語る」です。
マスメディアの肥大化、人間のコミュニケーション能力の希薄化のなか、社会は膨張し続ける一方で、空虚でうそ寒い内面性の欠落が進んでいるかのように思われます。そうしたなかで、いかに自分たちの生き方を模索すべきか、そうした原点となるような対談ができればと考えています。
多くの皆さんのご来場をお待ちするとともに、覆い被さるような空虚さを突き破るような熱い思いを共有したいと考えています。ぜひ、おいでください。
記
日時:11月23日(金曜日) 15時30分から18時
会場:慶應義塾大学三田キャンパス5号館519教室
*JR山手線・京浜東北線田町駅下車、都営三田線三田駅下車(共に徒歩約8分)
10月 28, 2007 1. 講演予定等 | Permalink
2006年11月27日 (月)
姜尚中氏との講演会について
この1ヶ月ほど前から、休日にはジーンズを穿いて過ごしています。
30年以上前の学生だったころには、毎日が洗いざらしのジーンズを穿いていたし、ジーンズ以外パンツは持っていませんでしたが、その後学生でなくなり、仕事をするようになったら、ジーンズを穿くことはなくなり、チノパンだったり、スラックスだったり・・・、そしてしだいに体型も変わり、ジーンズは気恥ずかしい衣裳となっていました。
でも30年ぶりに、思いきってはいてみると、いつもより身体が動けるような気分になるもので、近頃では、休日にジーンズが穿けるのが楽しみのような気になっています。なんか時間に折り目がついた気分がするから不思議です。
ところで、1950年代には東大教授丸山眞男は、早くもジーンズを穿いて講義をしていたとのことです。まだ学生もだれもジーンズなど穿いていなかった時代に、ブルージーンズと真っ白なざっくりとしたシャツ姿の丸山教授は、それ自体、時代の先駆的な映像だったようです。まばゆいまでの思想の新しさを、ジーンズを穿いた丸山教授から感じたと、その頃東大生だった60年安保世代から聞いたことがありますが、新鮮な思想は、新しい容器に盛りつけられて現れ出てくるのかもしれません。
ところで、12月17日(日)に、東大教授姜尚中氏とわたしとで講演会を行うことになりました。場所は、総武線千駄ヶ谷駅から徒歩3分ほどにある千駄ヶ谷全郵政会館です。時間は13時開場、13時30分開始だそうです。テーマは「東北アジアに暮らして」~核と戦争と餓えの世紀に生きること~とのこと。わたしとしては、歴史的な視点から姜尚中氏と絡んで話ができればと考えています。ぜひおいでください。
記
タイトル:『東北アジアに暮らして』~核と戦争と餓えの世紀に生きるということ~
日時:12月17日(日)13時開場、13時30分開始
場所:千駄ヶ谷全郵政会館(http://www.zenyusei.or.jp/hall/index.html)
講師:姜尚中vs八柏龍紀
連絡先:高津英彰(新人会)http://www.shinjinkai.com

印刷用:http://shinjinkai.com/KangSangjung.pdf
11月 27, 2006 1. 講演予定等 | Permalink
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2005年10月15日 (土)
【講演予定等】慶應義塾大三田祭講演会「現在における『他者性』の問題について」
■講演会概要■
日時:2005年11月23日(水)/13時開場 13時30分開始 16時30分まで
場所:慶應義塾大学三田キャンパス
425教室(南校舎) ― 正門向かい校舎
※アクセス方法の詳細は慶應義塾大学第47回三田祭オフィシャルサイト 開催データをご覧ください。
パネリスト:高岡健 <岐阜大学医学部助教授>
八柏龍紀 <作家・歴史教師>
■タイムテーブル■
13:00 開場
13:30 開演・司会者あいさつ
13:40-14:40 講師の講演-八柏龍紀・高岡健
14:50-テーマを設定しての討論
*その間、会場からの質問などを受け付けます。
16:30を目途に終了
■主催者からのメッセージ■
私たちは「他者」との関わり合いの中で生きています。「他者」とは自分以外の全ての人間です。身の回りにいてくれる家族、友人も、自己にとってはやはり他者です。「他者」を論ずること、それは関係性を哲学することです。携帯、インターネットによって、より多くの他者と関わるようになった現在、人間関係が不信の渦にのまれ、コミュニケーションが機能不全に陥っているといった問題がでてきています。この機会に「他者」とは何か一緒に考えてみませんか?
■運営学生からのメッセージ■
一般に「現代的問題」と呼ばれているものの多くは、ひとつの学問領域からのアプローチでは、その本質が見えてこないものであります。現代においては「他者性」の希薄といった問題や、他者との隔絶といったことが叫ばれていますが、そうした問題を学問の領域を超えて論じるということが今まさに求められているように感じます。そういった中で、精神医学の領域と社会哲学の領域から、それぞれ異なったアプローチを試みるのが本講演のひとつの狙いであります。お二方の素晴らしいパネリストの議論はもちろん、是非みなさんにも足を運んでいただき、共に考えていただければと考えております。
10月 15, 2005 1. 講演予定等 | Permalink
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2005年4月 5日 (火)
【講演予定等】新人会第9回講演会「21世紀~この不機嫌な時代のゆくえ~」
■日時■
2005年5月21日 13:00開演(12:30開場)
■場所■
東京大学駒場キャンパス 723教室
※会場が7号館723教室に変更になりました。ご注意ください。
渋谷駅から京王井の頭線で2駅目の「駒場東大前」駅降りてすぐ。
■講師■
石坂 啓 氏(漫画家、「週刊金曜日」編集委員)
森 達也 氏(映画監督、ドキュメンタリー作家)
北村 肇 氏(「週刊金曜日」編集長)
八柏龍紀
■概要■
中国における反日騒動、ぺ・ヨンジュン、イ・ビョンホン・・・韓流ブームの一方での竹島(独島)問題、戦争責任・戦後責任・・・歴史認識問題、憲法はなんのためにあるのかわからないアメリカべったり外交、イラクへの自衛隊派遣、意味わかんない国家主義回帰の憲法改正、皇太子発言による皇室の動揺、「ゆとり」から一転して学力強制となった「公」教育の猫の目変動、無理心中・子殺し・無動機殺人・集団自殺、痴漢・強姦・強制猥褻・買春・売春、いわれてみればニートな生活、なんのための郵政民営化、金融不安、老後不安、権力べったりあるいは権力そのもののマスコミ、電波芸者のコメンテーター、無能官僚に公務員汚職・警察腐敗などなど・・・。あげたらきりがないけど、いつの時代にも夥しい「負」をかかえこんで、そのもとで 普通の人びとの普通の暮らしがあるのかも・・・。
でも、21世紀になるまえカウントダウンして、21世紀にはきっといいことがありますようにって祈ったのは誰か? 世界中、戦争は激しくなり、自爆テロ、国家テロ、地震・津波・天変地異、温暖化、環境破壊、人口増殖・・・。目の前に拡がる茫漠たる不安のなか、人びとはみんな不機嫌になっていないか? 生活は、前より苦しくなったと実感している人びと、セレブだのと金持ち気取っているイヤなヤツら、希望は霧散し、喜びは矮小化し、差別は拡大化し、「セカチュー?」、薄っぺらな感動ごっこはゴメンだし、占い師なのか世迷い言ババァかわからないオバハンのご託宣もありがたくはない。スピリッチャル、バーチャル・・・なんだかチャライ!
JR西日本の事故もひどいけど、悲しみと怒りがぐちゃぐちゃの子どもばっかりの日本列島。人びとの口から誠実さは薄れ、言葉はとげとげしくなり嫌みさがにじみ・・・。
ま、あげてもきりがないけど、そんな不機嫌さをのぞきみようという趣向があってもいいかなと思ったりして・・・。
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2003年3月 5日 (水)
【講演予定等】2003年思想の科学研究会シンポジウム「「戦争の世紀を考える」-『木戸日記私註』を手がかりに」
■日時■
2003年4月20日午後1時半~
■場所■
神楽坂エミール
■講演者■
岡田昭三
山領健二
八柏龍紀
*当日は、多くの皆様にお集まりいただきありがとうございました。
わたしは、「忠誠」と「責任」の論理とは? というテーマでお話ししました。「この国」における、私的情緒に溶かされ、自己が実現するための手段化した「忠誠」と「責任」についての考察を、大雑把ながらお話ししたつもりです。それとまた、人が時代のなかで生きてゆく“悲しみ”といったものを、魯迅の『阿Q正伝』の主人公阿Qを借りて述べました。
ご意見等ありましたら、よろしくお願いいたします。(龍紀)
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2002年10月 5日 (土)
【講演予定等】慶應義塾大三田祭講演会「日本の戦後責任とその後の歩み」
■講師■
八柏 龍紀
■日時■
11月24日(日)午後12時から、約1時間半
■場所■
慶應義塾大学三田キャンパス西校舎2F425教室
今回は、戦後の東西冷戦の枠組のなかの日本が、冷戦構造の終結によって、何が喪われ、どんな問題が発生したかについて語ります。
「アメリカの影」が退いていったあとに明確化された「戦後責任」の問題。あわせて大量消費社会における大衆の「気分」の横溢。そうした問題を、具体的な歴史の動きを追いつつ、論考していきます。
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【講演予定等】公開討論「日本の戦後 『負』への想像力」
■講師■
高橋哲哉(東京大学大学院総合文化研究科助教授)
八柏龍紀(作家、歴史教師)
■日時■
11月10日(日) 午後1時開場 1時30分開演
■場所■
渋谷ネクサス3F
JR渋谷駅下車、道玄坂上る左側(渋谷駅から徒歩約10分)
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2002年6月 5日 (水)
【講演予定等】講演会「新しい歴史教科書って何だ?」
いま、売れに売れている「新しい歴史教科書」(扶桑社)について、そもそも教科書のもつ問題点を含みながら、「新しい」とする「歴史」のねらいとその実態を具体的に論考する。
■日時■
7月1日(日)/13時30分~(2時間程度)
■場所■
京王井の頭線下北沢か小田急線下北沢駅下車
北沢タウンホール11階らぷらす会議室
■講師■
八柏 龍紀
■主催■
出版ジャーナリズム研究会
連絡先は吉松まで
■カンパ■
資料代として500円ほど
■講演会を終えて■
新しい歴史教科書の正体は、古い妄念にとりつかれた妄想と被害者意識でした。ひとつひとつの誤り、ごまかし、情緒に訴えて自己陶酔に浸る幼稚さを、それなりに理解できるように解説したと思います。たいへん長い時間、ご静聴ありがとうございました。
歴史の判断は、いまの時代感覚でできないと、相対化をはかる一方で、数々の押しつけ、数々の説教、この教科書の嫌らしさを、わたしたちは、感性的にキモイと思います。
またいつか、こうした時間をもちたいと思っています。その時は、またよろしくお願いします。
7月1日は、暑い中本当にお疲れさまでした。
八柏龍紀
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2002年5月 5日 (日)
【講演予定等】第5回新人会講演会「ティーンエイジャーの眼差しと社会の幻想」
二十一世紀をむかえた今日、多発する少年犯罪や教育の荒廃、引きこもりや幼児虐待など、「子ども」を取りまく状況が危機的であるとの印象を強くします。
そのため、わたしたち新人会では、こうした状況を根本から問い直し、いま「子ども」たちはどういう状況にあるのか、「教育の荒廃」とは何を示すのか、そして「ティーンエイジャーの眼差し」はどこにむいているのか、彼らから見える社会とは何か、といった問題を真っ正面から考える機会を持ちたいと思いました。そこで、一貫して「ティーンエイジャーの問題」についてジャーナリストの立場から発言なさっている西山明さんをお招きして講演会を行うことになりました。
実際に第一線で取材なさっている西山明さんの、まさに「いまを考える」テーマでのお話しになるかと思います。みなさまのご参加を心からお待ちしております。
■日時■
6月23日(土)13時30分開場 14時開演
■場所■
東京大学駒場校舎761番教室
(京王井の頭線駒場東大前駅下車徒歩5分)
■講師■
西山明氏(共同通信記者)
■講師プロフィール■
1949年生まれ。1974年共同通信入社。現在甲府支局長。教育・家族などの取材を長年にわたって続け、子どもや母親の目を通して、家族や社会の変容を探る。著書に、『少年サバイバル・ノート』(集英社新書)、『アダルト・チルドレン』『少年漂流記』(共同通信社)などがある。
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2002年4月 5日 (金)
【講演予定等】講演会「大学・学校は本当に必要なのか?」
■講師■
八柏 龍紀(作家・歴史教師)
山本 哲士(信州大学教授)
■司会進行■
吉松大樹
■日時■
4月28日(土) 午後3時開場、3時30分開始(約2時間)
■場所■
早稲田奉仕園6FABC号教室
JR高田馬場より早大正門行きバス西早稲田下車2分
地下鉄東西線早稲田駅下車2・3B出口より5分
*早稲田大学文学部校舎向かいのサイゼリアと三菱GSのあいだの路を入る
■内容■
大学解体が叫ばれたのは60年代末から70年代の初期だったが、いま異なった意味での「大学解体」が進行していると言える。日本の学歴徒弟制度および産学協同、学力の問題などが取りざたされるなか、大学とは何かをもう一度洗いなおすとともに、近代的装置としての学校制度の終焉も視野に含め、パネラーである講師と参加者の活発な討議を経て論議を深めたい。
■カンパ■
500円程度
今回の山本哲士氏との講演会での成果は、現在の「学校」という近代的装置における教育のありようが、根本的に疑いを持たれている時代に、わたしたちが遭遇しているという共通認識だったと思います。
「大学」が果たして教育機関たりえているのかという疑問は、「大学」で学ぶものであれば、ほとんどが感知している事柄なのですが、それでも日本の「大学」が命脈を保っている理由は、どこにあるのか。なによりも各人が問い返していかなければならない問題がここにあります。
教育の問題を考えることは、なによりも自己自身への問いかけの第一歩であることが、深く認識できれば、講演会の意義はあったと思います。
参加された方々には、深く感謝申し上げます。
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2001年5月 5日 (土)
【講演予定等】対談「21世紀の教育<21世紀の教師へのメッセージ>」
■概要■
これから教師になろうとしている人々に、教育のもつ困難と、教育のもつ未来性についてのメッセージをおくる。今回の対談は、法政大学教職課程の「生活指導論I」の講義の一環としておこなわれるものです。
■対談者■
菅間正道(自由の森学園教諭、法政大学講師)
八柏龍紀(予備校講師、エッセイスト、東京大学自主ゼミ講師)
■日時■
6月1日(金) 20:00~21:25
■場所■
法政大学58年館6F868A教室
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2001年1月 5日 (金)
【講演予定等】新人会主宰2001年度第一回読書会
読書会に参加された方は、よりシェークスピアのもつ世界に魅力を感じられんことをお祈りしております。
ご参加ありがとうございました。
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2000年4月 5日 (水)
【講演予定等】執筆『海を越えてつながるもの』〜ジョン万次郎の青春〜
旺文社『蛍雪時代』5月号にエッセイ掲載(P146~7)
受験生のための教養講座:
『海を越えてつながるもの』~ジョン万次郎の青春~
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